100年続く結納店 津田水引折型当店の結納品は、一人ひとりのお客様に合わせたオリジナルの結納品を受付・製作する専門店です。 店頭でお越しいただいたお客様の気持ちや贈りたい品物、ご要望をお伺いし、それぞれに合った結納の品をお取り揃えすることが可能です。 美しく、かつ最高の品質を誇る結納品を心を込めてご提供いたします。結納とは - これからご結納をお考えの方へ若い世代や若いご両親が、結納の本来の意味をどれほど理解しているのか、時々疑問に思うことがあります。一人の大切に育てられた娘さんが、新しい名前を持って我が家に嫁いで来てくれるということは、男性側にとって正式な挨拶である結納を行うことが、礼儀として当然のことではないかと思います。 結納は、精神誠意を込めて心から喜びを表し、相手のご両親への感謝の気持ちを示す重要な儀式です。 また、幸せに仲良く暮らしていくことを誓う意味も持っています。 「結納はしたくない」「簡単に済ませてその分の経費を結婚式に回す」といった考え方をされる方もいらっしゃいますが、それが果たして正しいのか、一度考えてみてほしいと思います。 両家が一番の親戚となる大切な儀式を、再評価していただければ幸いです。 本来の正式な結納品の形「現物式七品目」
本来の結納の品物をそろえた例です。指輪の他、ネックレスや鞄などの記念品(プレゼント)が増えると品目が増えていきます。この現物七品の「酒」や「肴」などの品を現金に置き換えたものが金封式の「酒料」や「肴料」となります。品物を削り五品目や三品目にすると略式結納となります。
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家内喜多留(やなぎだる)
お酒と酒樽飾りで,家の中に喜び事多く留めるの意。 つまり「あなたが来てくださる事によって我が家に喜びごとが多く留まるのですよ」という感謝の意味。
鶴と亀の一対で2本ご用意するのが正式ですが1本でもかまいません。 また、本来は現物のお酒をご用意する所、酒代をお渡しするので
ご自分でご用意してください、というのが金封式の酒料となります。 |
結納金(ゆいのうきん)
他に帯料・小袖料・お化粧料。男性へは袴料になります。こちらのタイプの結納金は桐箱の引出し式になっており300万円まで入れる事ができます。 |
優美和(ゆびわ)
華やかに包み飾ることで、より一層心のこもった贈り物になります。高6cm×幅9cmまでの指輪箱が入ります。簡単に出し入れできます。 |
末広(すえひろ)
末広がりに福を招くよう両家一層の繁栄を願って贈る扇。こちらのタイプは正式な花嫁扇子です。黒塗で和服の正装時に帯にさして使うもので一生涯お使い頂けます。女性から男性への場合は白扇を贈りますが、形だけの場合は、男性から女性でも白扇を贈ることもあります。 |
子生婦(こんぶ)
日高地方の高級昆布を使用しております。昆布は「よろこぶ」の語呂合わせです。「ひろめ」の古称から「広める」に通じるとも言われています。
婚礼に際しては子孫繁栄、子宝を象徴するものです。 |
友白髪(ともしらが)
本麻糸は丈夫で決して切れないことから古来より魔除けとして使われます。夫婦がともに白髪になるまで仲良く添い遂げるよう祈願して贈ります。親戚に配るするめを束ねる際にも使います。 |
寿留女(するめ)
五島ずるめを使用した美味しいスルメです。寿を留める女と書いてお目出度い事が留まるようにという意味。お金をお渡しするので、ご自分でご用意して下さい、というのが
金封式の肴料となります。 |
目録(もくろく)
目録に長熨斗を添えてお渡しします。当店の目録はすべで毛筆の手書きです。目録の出し入れは水引を外さず上から出し入れして下さい。長熨斗(ながのし) |
1.ご両親の最初のご挨拶(顔合わせ)【たもと酒を持参】
婚約が決まったらまず男性側の家長(新郎の父親)が女性側の家長(新婦の父親)へ挨拶に行きます。その際に持参するものが「たもと酒」です。お酒とスルメを白木の台に乗せて差し上げます。結納の日取りなど今後のスケジュール等もこの時決めます。男性側の父から「結納式は〇月〇日はどうでしょう」と尋ねてて決めます。女性側は自宅か料亭かホテルかを決め男性側を招待します。女性側は結納を同時交換したい場合はあらかじめその旨を男性側に伝えておきます。たもと酒一式:15,000円(税込16,500円) 内容:大吟醸一升、スルメ5枚、白木台 箱サイズ:幅54cm×縦36cm×高21cm ※4巾(130×130cm)の風呂敷に包むのがおすすめです。 →別売り:風呂敷4巾 シャンタン綿 たもと酒:http://kagamizuhiki.shop-pro.jp/?pid=141409124 |
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2.結納式【結納品の取り交わし】
女性側が用意した場所で結納式を行います。男性側は結納の品を、女性側は受書を用意しておきます。(同時交換の場合は女性側は受書を用意する必要はありません) |
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3.結婚式【合わせ水の儀】
和装の結婚式の場合、「水合わせの儀」を行う場合もあります。式当日、水の蝶(竹筒)に両家の水を用意します。両家の水をかわらけ(素焼きの陶器)に注ぎ男性家の玄関で飲み、その場でカワラケを地面に打ち付け割ります。水の蝶一式(白木台無し):8,000円(税込8,800円) 水の蝶一式(白木台付き):10,000円(税込11,000円) 内容:水の蝶一対、かわらけ(白木台は結納で時のものを流用できます) 合わせ水:http://kagamizuhiki.shop-pro.jp/?pid=134723603 |
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4.披露宴【酒樽飾り 柳多留】
結婚式披露宴会場の入り口などの設えで柳多留(やなぎだる)をお飾り頂けます。ウェルカムボードを飾るカウンターやテーブルの周辺にお飾り頂くと華やかに入り口を演出できます。結納の品でたる飾りをお選び頂いた方は是非、披露宴でもお使い頂ください。 樽飾りは婚礼・結納の席はもちろん、開店祝い、周年記念祝い、年のお祝い、などお酒で乾杯する席やイベントでお飾り頂けます。樽酒の中身は大吟醸です。 たる飾り:http://kagamizuhiki.shop-pro.jp/ |
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5.披露宴【ご祝儀】
披露宴に出席頂いた方へのお車代や、挨拶のお礼などにお使い頂けるご祝儀袋です。表書きは「御車料」や「御礼」などと書いてもよいですが、当日お渡しする場合は、全て「ご祝儀」で問題ございません。結切祝儀袋:http://kagamizuhiki.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=775954&csid=0 |
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6.婚礼前後【お多芽紙】
お多芽紙(おためがみ)は、半紙40枚(2束)に水引をかけたもので、お祝い事の後にお祝い物を頂いた際に、お引きとしてお持ち帰り頂くものです。婚礼を始め、様々なお祝い事(上棟式祝い、開店祝い、社長就任祝い、出産祝い、受賞祝い、叙勲祝い等)の際にお祝いを頂いた方が、お引き(お返しのようなもの)として使います。良い事の芽がお宅でも芽吹きますように・・・という願いが込められた日本人の風流な心配りです。無漂白ですので、食品に安心してお使い頂けます。関東方面では、半紙を使い、関西方面では懐紙を使う場合もございます。
金銀は婚礼、受賞、叙勲、会社関係のお祝い事。紅白は出産、プライベートのお祝い事などと、お祝い事の種類によって、水引は金銀と紅白を使い分けます。サイズ:高約24cm×幅約12cmおため紙:http://kagamizuhiki.shop-pro.jp/?pid=88996070 |
現物式従来の結納を希望される方はこちらのタイプになります。結納の品を全て現物のものを使って行います。日本古来からの正式な結納の形です。けじめ・区切りとしての結納をお考えで厳粛な雰囲気を味わいたい方はこちらがお勧めです。 |
金封式簡易的な結納に済ませたい方や、相手が遠方にいる場合、結納スペースをコンパクトにしたい場合はこちらのタイプになります。しっかりとした基本線は通っておりますので、ご安心下さい。結納の品物を「酒肴料」等のお金に置き換えて結納を行います。 |
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